→Rock'n Roll→  Days

   ありふれた歌

 誰かが先に言ってたって 僕が見つけた言葉だから
 胸を張って唄えるさ 何度でも 何度でも君に届くまで

 どう受け止めようが構わないさ 伝えたい気持ちはここにある
 ありふれた歌って君は言うかも でも嘘はついてないさ
 言葉足らずでいつも勘違いさせてしまうから 歌にしたためてみたよ
 こんがらがった気持ち整理してみたけど まだ自分でも解らないんだ

 口下手な僕は 唄うしか術を知らない
 強く抱きしめる勇気は まだ今の僕にないから

 街路樹の下 木漏れ日の中で リズムに歩幅合わせ
 鼻歌で歩きたくなるような 懐かしさ感じるメロディ

 リクエストだって受けつけるさ 気にいらないならちゃんと言って
 リボンかけるような優しい気持ちで 記念日にプレゼントするよ

 慣れてない歌で 高い声が掠れていてもいいさ
 おかしそうに笑う 君の顔が見れるなら

 小春日和の 並木道の途中で 微笑み零れた時ふと
 口ずさんでみたくなるような 夢の中で生まれたメロディ

 その場凌ぎの フレーズで 君を喜ばせたくない
 喰い潰されるだけの 歌なんて 誰の胸にも届きはしない だから

 悲しませるもの 全て振り払えるように 心を篭めて唄うから
 恥ずかしくて言えない事も 胸に抱いてた想いも 全部

 手招きする闇に 追いつかれないように 君目がけ叫んでいる
 まだ諦めたくないんだ 歌声を聴いて欲しい

 超えられない夜に 踏み止まらせるような 強い歌響かせたい
 未来の向こうに希望はあるさ 目をそらさない限り

 心が離れても 耐え切れない夜に 押し潰されそうな君を
 いつでもそばで助けられるように このありふれた歌を贈るよ


 music & lylic:Toku.&Tasogare
 Drums:Chiyo
 Bass:Ikko
 Backing E.guiter:Aozora Toku.
 Vocal:Tasogare
            (青空編、027終了時)