「きみは自分のこと、どれだけ知ってますか?
自分がどれだけ強い人間か、謙遜しないで言うことができますか?
自分がどれだけ弱い人間か、胸を張って言うことができますか?
できるひとはすごいと思います。でもあたしにそんなひとはいりません。だって、そんなひとは周りに誰もいなくても、一人で歩いて行っちゃうんだから。
だからあたしは、できないひとのそばにいます。
だって自分も、できないから。
弱い人間が集まってるだけ。きっと周りから見ればそう見えます。石を投げてくるひとや、指差して笑ってくるひとがいるかもしれません。
でも。
あたしはここで、みんなと笑い合っていたい。
苦しいことも悲しいことも、ここで笑い飛ばしていたい。
それが仲間だって、あたしは思います。マル。」